異界に住む子ども達__(トップページはこちら)
_少年犯罪全般に関するページ。54年に朝倉泉事件が記載されている。
_少年犯罪データベースが網羅的かつ詳細。
文教大学人間科学部 教育学のページ
_朝倉泉事件について教育学的観点からの考察。
_開成高校事件についても詳しい。
筒井康隆はこう読め
_朝倉泉事件と筒井康隆の関連を平岡正明が記した本の紹介。
「筒井康隆はこう読め」 平岡正明 著 A5判上製 / 800頁 / 定価(5,825円+税)
全国のツツイストに捧げる集大成。
斬新な作品で常に時代の最先端を走り続けている天才筒井康隆。
筒井作品と世間を揺るがした事件との関連を平岡正明が斬り裂く。
●主な内容
「問題外科」と所沢・富士見産婦人科病院事件/祖母殺し高校生自殺事件と筒井康隆
早大学院のホームページ
__「学院生ガンバレ!(OBからのメッセージ)」で、1993年度学院卒業生が朝倉泉について触れている。
学院時代の過ごし方
_ 十年以上前に出版された本だが本出勝一氏の
「子供たちの復讐」という本がある。
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私は大学に入ってから教職課程の課題図書として初めてこの本を読んだのだが、
そこに紹介されている「祖母を殺した少年B」の通っていた学校というのが、
他でもない私の母校でもある学院の事であった。
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この本の中には、学院のことを「…何かの目的を持っていて活動的な生徒というのは、
あそこだとなんでもできるという感じです。
しかしその反面に、いわゆる『死んでる』という感じの生徒もだいぶいる学校…」と評した部分がある。
そして上限はないが、下限もなく、どこまでも落ちて行ってしまう可能性がある字校という事が書かれており、
なかなか的を射た意見だと私も思う。しかも学院は、目的意識もなくただ無為に時間を過ごして、
自堕落に生活を崩していっても、ほとんど誰にも.咎められることはなく、
また、そういう例が身の回りに幾つも存在しており、かくいう私もその例の一人であった。
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しかし弁解するわけではないのだが、そのような高校生活を送った後、
大学に進学してみると学院時代の三年間の、空白とも言えるような無目的でかなり無駄に過ごしてさた時間が、
私にとってかけがえのない重要な役割を果たしていたように思えるのである。・・・・
日経X連載、山田花子「自殺直前日記」の取材後記
_朝倉泉の遺書について触れられている。
取材後記
「二十歳のエチュード」「二十歳の原点」「青春の墓標」「詩と反逆と死」
「人知れず微笑まん」「ぼくは12歳」、祖母を殺した早大高等学院生の手記
(「子供たちの復讐」単行本版に収録)。
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若い筆者の死によって初めて公開される日記や詩には、生きていれば永遠に
他者の眼にふれなかったであろう言葉が詰まっており、麻薬のような魅力が
あります。
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気負い、自己嫌悪、純粋な夢、社会の矛盾や自分の無力感へのいら立ち。
時に矛盾する様々の要素が混在するこれらの書を、中学生だったひところ、熱心に読みました。
彼らを一種の「いけにえ」とすることで生き延びた。そんな気がします。
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今回取り上げた山田花子の「自殺直前日記」も、上記の本たちと同様、
多くの若者の支持を受けることでしょう。・・・・
思考する惑星
__性現象論、社会学理論専攻の論者が朝倉泉について触れている。
_・・・・中学生の時には、早大学院高校の男子生徒がおばあさんを殺して
自分も自殺した事件が起こり、「エリートは正しい、大衆は死ね」という内容の手記が話題になったのだが、
僕は当時この事件に異様に興味を持って、ちょっとでも関係する記事の載った週刊誌は全部買って読んでいた。・・・・
Artemis Sampler
__戦後日本を考察するなかで、朝倉泉について触れられている。
__ほか神戸連続児童殺傷事件など。
_・・・・1997年のいわゆるエリート家庭に起った
「祖母殺し高校生自殺事件」がその典型と思われる。
(本多勝一「子供たちの復讐」第4章以下参照;河合隼雄のユング心理学を緩用した6章
<「正夢」と化した儀式>p491〜は今回の事件の核心を突いている) ・・・・