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第一章 総括
くわしいことは第二章で述べるが、私の、今度の事件を起こした動機を
まとめておく。
1、エリートをねたむ貧相で無教養で下品で無神経で低能な大衆・劣等生
どもが憎いから。そしてこういう馬鹿を一人でも減らすため。
2、1の動機を大衆・劣等生に知らせて少しでも不愉快にさせるため。
3、父親に殺されたあの開成高生に対して低能大衆がエリートにくさのあ
まりおこなったエリート批判に対するエリートからの報復攻撃。
くわしいことは第二章をみていただきたい。特に動機の3は、これだけ
ではよくわからないだろうから。
さてこの遺書(もし私が自殺する前につかまったときは告白とでもなる
のだろうか)を今読もうとしている人へ言っておきたいことがある。あな
たが教養があって、インテリと言える人なら、程度の差こそあれこれから
あとの文に対して共感を覚えるはずである。だから頭からこの文を拒否し
た姿勢はとらないでいただきたい。ことに私がこの遺書をコピーしてさし
あげた朝日・毎日・読売の三大新聞の記者のかたへお願いしておく。なお、
この遺書の文は、もちろんのこと、自由に、さまざまな著作物へ引用して
いただいて結構である。そのためにコピーまで作ったのである。この遺書
を少しでも多く活字にしていただきたい。
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